HOW TO USE
スライサーはとても便利な道具ですが常に怪我のリスクがつきまといます。安全にご利用いただくために、初めてお使いいただく際や使い始めて少し不安を感じた際はTOPICSと併せてこちらをご確認ください。
INDEX
1.仕様
内容物 | スライサー本体、保護ホルダー、クシ刃1.0mm、クシ刃2.5mm | |
本体サイズ | 縦320 x 横92 x 厚さ28mm (つまみ部除く) | |
重さ | 283g (本体 212g 保護ホルダー 26g クシ刃1.0mm 25g クシ刃2.5mm 20g) | |
食材最大幅 | 67mm | |
厚み調整 | 約0.5mm~3.0mm | |
材質 | ●ABS樹脂(本体,厚み調整板,つまみ,クシ刃ケース ) ●PS樹脂(保護ホルダー) ●ステンレス(刃物,ネジ) ●真鍮(インサートナット) | |
耐熱温度 | 70℃ | |
刃物交換 | 可 *平刃は砥石で研ぐこともできます *クシ刃は付属品以外にも種類があります |
2.使用上の注意
●野菜・果物用のスライサーです。●食器洗浄乾燥機での洗浄は変形につながる恐れがありますので中性洗剤を使用して手洗いしてください。クシ刃の掃除には歯ブラシが適しています。●使用中に破損・変形・ガタつきが生じた場合は使用を中止してください。 ●小さな野菜を切る時は必ず保護ホルダーをご使用ください。 特に切り終わりまで素手で使用すると重大な怪我につながります。 ●改造しないでください。 ●刃物は良く切れますので、刃物の着脱や厚み調整の際などは十分注意してください。●平刃交換の際は先にクシ刃を取り外してください。平刃がクシ刃に接触して破損する場合があります。 ●取扱中に指を刃物にひっかけてケガをする危険があります。 特に無理な力をかけての作業は極めて危険です。 ●急いでの作業は危険です。刃物に細心の注意を払って作業してください。 ●ガスコンロや高温になる場所などの近くへは置かないでください。 変形・破損・火災の原因となります。 ●使用状況により刃物が欠ける可能性があります。使用中は常に注意し、 欠けや割れを発見した場合は切った食材を全て処分してください。 特にクシ刃は横方向からの強い力に弱いです。●クシ刃を洗った後は軽く振って水気を飛ばし風通しの良い場所で乾かしてください(濡れたまま密封した容器などにしまわない)。錆びて刃の強度が落ちる可能性があります。●潤滑目的で油をささないでください。樹脂が劣化します。●保管の際は厚み調整ネジを時計回りに回して、刃先よりも厚み調整板が上になるようにしてください。 ●お子様の手の届かないところに保管してください。
3.基本的な使い方
1. キレルワア本体の溝をバットやボウルにひっかけます
2. 裏側の厚み調整ネジを回して、厚みを調整します 左に回すと厚くなり、右に回すと薄くなります
※つまみが締まりきっている状態の時は、それ以上強く締めないようにしてください
クシ刃を外してスライスしたり、サイズの違うクシ刃を付け替えて様々な幅の千切りを切ることができます。
【クシ刃の取り付け方】
クシ刃の着脱は簡単です。最初にクシ刃ケースの矢印のマークがあるほうを、本体裏の内側から出っ張ったホーローセット(イモネジ)の先端の下をくぐらせるようにして取り付けます。
最後に反対側からクシ刃止めネジの黒いつまみを回して、クシ刃を固定します。ネジは時計回りで締まり、反時計回りで緩みます。この時、クシ刃止めネジを力いっぱい締める必要はありません。
3. ハンドルを手で握り、もう片方の手で食材を持ちスライスします
※食材を持つ手の反対の脚を後ろに一歩引き、作業台に対し自然な姿勢で斜めに立つと、作業しやすく疲れづらいです
4. 食材の切断面がある程度安定してきたら、早めに保護ホルダーを利用します
5. 先に保護ホルダー裏側の剣山をぐっと食い込ませるとすっぽ抜けづらいです
6. 下に常に強い力を加えているとかえって使いにくく、疲れます
7. 慌てずに安全優先で作業してください
8. 保護ホルダーを前傾させて使用しないようにしてください(刃に対して水平になることを意識して使用する)
9. ご使用後は時間を置かず中性洗剤を利用し良く洗い、乾かしてください
10. 保護ホルダーは本体裏側にしまえます
輪切り
有効幅67mm以下でしたら両端が干渉することなくスライスできます。厚みを調整してお好みの厚さで切ってください。 厚み調整は無段階です。
その際、厚み調整板が刃先より必ず下にあることを確認してください。(厚み調整板が刃先より上にあると切れません)
人参1本 丸々縦に千切り
固めの食材を切るときは切断面*を変えながら切ると最小限の抵抗で切ることができます。 切断面を変えて切ることで全体的に小さくなっていくため、この方法なら67mmより太い大根でも切ることができます。
また、繊維に沿って切ることになりますので、更にピカピカのつまが仕上がります。*切断面は90度ずつ変えると良いです。
長い食材を保護ホルダーで押さえてスライスするときは、刃を通過したあたりで、保護ホルダーの押さえる位置を変えてあげると作業しやすいです。(サンドウィッチに使うキュウリを一本丸々スライスするときなど)
針しょうが
1mmのクシ刃を取り付けたら、刃先と厚み調整板との隙間を少なくして切ります。目詰まりせずにきれいな細切りができます。(上手く食いつかない場合は少しだけ厚み調整をします) 小籠包に最高!
ネギのみじん切り
2.5mmのクシ刃か、別売の4mmのクシ刃を利用します。厚みは最大が良いですが、お好みで微調整してください。ネギをまっすぐ立てて、下に軽く押しあてながら切ります。
夢中になって指先を怪我しないように十分注意してください。 ボウルやバットの中にたまるので、散らからないのがGOOD!
ネギの角度を強くして斜めに切れば、白髪ねぎ風に仕上がります。*白ネギの斜めの千切りの場合、透明な薄皮が悪さをして一部つながることがあります。つながっているときは水にさらしながら指でほぐしてください。
4.安全のために保護ホルダーを
過信は禁物ですが、保護ホルダーを使用することで思わぬ大怪我を防ぎます。保護ホルダーは本体裏の下スペースに収納することができます。万が一無くしてしまっても大丈夫。単品で購入できますので、商品を購入した販売店へお問い合わせください。
食材が大きい時や長い時、または切り初めで切断面がまだ安定していない時は、保護ホルダーを使用するとかえって使いづらい場合があります。小さな食材を切る時や、食材が多少短くなってきたら保護ホルダーを使用してください。
保護ホルダー裏側の剣山を食材にグッと突き刺したら、軽く下に力を加えながら往復させます。また、使用時は常に矢印マークがある方をスライスする方向に向けてください。
下側に強く押し付けないと切れない時は、刃先と厚み調整板との隙間が少なすぎるかもしれません。 裏側の厚み調整ネジを回して厚みを調整してください。(反時計回しで厚くなります)
5.刃物が切れなくなったら
長切れする刃物ではありますが、切れ味は必ず落ちてきます。刃物が切れなくなってきたら、平刃の研磨又は交換、クシ刃の交換をしてください。多く切る野菜の固さや使用頻度、使用方法によってその期間は異なります。
【注意点】
1.平刃止めネジは最後まで締めないでください。ネジの首下にわずかに隙間が残るところまで締め、平刃が動かなければ平刃は固定されています。
2.平刃は正しい位置で固定してください。端が出っ張っていると大きな怪我につながり大変危険です。また刃の背の部分にも隙間がないように指で表面を押さえながら、ネジを締めてください。
6.その他
千切りがつながって切れてしまう場合は、次の2点を確認してください。①本体側面のクシ刃止めネジで、クシ刃ケースがしっかりと固定されているかどうか。クシ刃止めネジを力いっぱい締める必要は全くありませんが、クシ刃ケースがグラグラしていると、クシ刃ケースが下に下がってしまうため、野菜への食い込みが悪くなってしまいます。
②本体裏側の左右にある平刃止めネジを必要以上に締めてしまっていないか。本体が変形するほど締める必要はありません。平刃が左右にずれない程度に締めれば充分です。本体両側面側面の平刃と本体の隙間を見ながらネジを少しずつ締めると作業しやすいです。ネジの首下に0.6~1mm程のわずかな隙間が残っている状態が正常です。
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